読むカウンセリング(ブログ版)
2005.09.04
コンプレックスについて
「コンプレックス」という言葉には、妙な説得力があって、本当にそういうものが存在するかのような錯覚を感じさせられてしまいます。
この「コンプレックス」について、ちょっと、考えてみたいと思います。
コンプレックスがどうのこうのという前に、ある場面・状況に関係したり、或いは、特に何かに関係するわけでもないときに、もともと感じる生き難さや苦しさや自分の中の苦手な感覚を持っていることが多いと思います。しかし、そんな苦しさの理由が分からないと、その苦しさは、解決できそうだと感じることが出来ない苦しさ、つまり、解決できない苦しさになってしまいます。
しかし、理由も無く苦しいと感じるのでは、この先、生きていくことを、とても辛く感じてしまうだろうと思います。そこで、自分の周りを見回したときに、その原因として最もふさわしいと自分が思うことができる事を、真の原因と認識しようとし、そして、その原因を解決する為の目標がコンプレックスとなるのだろうと思います。
この文章で上手く表現できたかどうか自信がないのですが、前述の説明から、コンプレックスの使命が見えてきます。それは、
■決して解決されてはならない
ということです。解決してしまうと、苦しさの理由がなくなってしまうのです。
もし、コンプレックスを解決したいと考えたり、悩んだりしているときは、コンプレックスを感じる以前から自分にのしかかっていた苦しみのような感覚と正面から向き合って、その正体を突き止める事が大切だと思います。そして、その気持ちを解決することができれば、自然に、「コンプレックスがコンプレックスである必要性」が薄れていくだろうと思います。
それを自分ひとりで解決しようとする事は、とても困難な事だろうと思います。ですから、誰かの力を借りようとする事は、大切な事だろうと思います。
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